山本五十六元帥の言葉をご存じですか?ひょっとしたら、職員室の片隅に掲げてあるかもしれませんよ。


 
やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば人は動かじ  
                          

私はこれこそがティーチングやメンタリングの理想だと考えています。

人の上に立つ者は、

①自らの行動(努力・成功)を見せた上で 
 
②納得できるように説明・説得し、 
 
③「さあ、あなたもやってご覧」と相手に行動を起こさせ、
 
④その結果を承認し伝える

といった一連の行動を、まず自ら行うことによって効果的な指導ができるもの。


でも、コーチングは指導ではありません。相手から
求められないかぎり言って聞かせたりしません

させてみて ほめてやる」行為そのものはしますが、観念的に
「~させる」というものはありません

コーチングは、あくまで

相手の気づきを出発点として、相手のペースで 相手の望むゴールへ到達することを目的

とするのです。


また、集団における指導は、なかなか個を中心に据え置きにくいものですが、

コーチングの原則は個のためのものです。

以上のように、コーチングとティーチングは違うものなのです。


ただし、ティーチングの導入としてコーチングは大きな効果を発揮します。

興味を持たせ、やる気を引き出す!それが、教育コーチングの目的であり、効果です。

先生も、新しい単元に入る時には子ども達に問いかけるでしょう?

よい授業やよいクラス運営、その他さまざまな場面で必要な手法(スキル)ですね。

カウンセリングにもいろいろありますから、一概にその違いを断定はできませんが‥

カウンセリングの目的相手の心の安定 です。

心の傷や疲れ・体の仕組みなどで萎えてしまっている心を、安定した状態にまでもっていくもの。

つまり、
マイナスの状態をゼロの状態に持っていこうとするものがカウンセリングです

カウンセラーの行為は「聴くこと」と「助言」。そして必要と資格があれば医療的行為。



コーチングでも、目標達成のために必要があれば 障害となる感情や心の問題に取り組むことがありま

す。当然、悩みそのものの解決がテーマになることもあります。

コーチングの目的は、クライアントの「目標を達成するための行動」を促すことです。

浅いマイナス状態やゼロの状態をプラスの状態に持っていこうとするものがコーチングとなります

もちろん、
プラスの状態の中で、さらに高いプラス状態を目指すことも含んでいます。


コーチの行為も主に「聴くこと」です。時には「助言」もしますが、医療行為はしません。

コーチングはあくまで本人の意志が主体です。



精神的苦しさ・無力感から生活に支障が出るほどの状態の時に、

「目標達成のために一歩一歩前進するぞ!」とはなかなか思えませんよね。

だから、同じ「悩み」を抱いているにしても

「自分に向かい合ってなんとかしようと頑張るなんてできない」と思うのならカウンセリング

「解決したいから自分を変える取り組みも試行錯誤もやっていきたい」と思うのならコーチング

と考えてもいいのかもしれませんね。



またもう1つの違いは、カウンセリングのほうが アドバイスや提案を提供する頻度は高いということ。

ただし、これも一概には言えません。セッション前に「私はたくさん提案を出してもらいたいのだ」と

伝えることはできるし、それを受け入れてくれるコーチもたくさんいますからね。



どちらが自分の状態に合うのか、誰が相手だったら取り組みたいと思うかと決めるのは

まずクライアント様ご自身です。

コンサルティングとコーチングは、

クライアントさんの精神状態が安定しているという点と問題解決や目標達成を目指す点では同じですが、


違いは手法にあります。

コンサルタントが 専門的知識や情報をクライアントさんに与え、提案する のに対し、

コーチは クライアントさんの思考や心に寄り添い、答えや力を引き出すお手伝いをするのです。


また、コンサルティングではコンサルタントが取り組むべきテーマの設定やその解決法の提案をする

のに対して、コーチングではクライアントが取り組むテーマを設定し、期間・方法・ゴールの形、

その他あらゆる答えに気づいたり作ったり
していきます。


コンサルタントがクライアントの要求や願いをつかむ時にも、コーチングのスキルは活用されます。

もちろんクライアントが知り得ない情報をコーチが持っている場合には、コーチはクライアントの求めに

応じて提供することもよくあります。


以上のように、知識や情報の提供をどの程度積極的に行うかによって両者は違うともいえるでしょう。
 コーチ(Coach)」という言葉が登場したのは1500年代。語源は「大型四輪馬車」だそうです。

この名前は、初めてこの「馬車」が走った村(ハンガリーの村)の名前から来ているということですが

1人で勝手に行きたいところへ行く というのではなく、

「大切な人を その人が行きたい未来へお届けする」という意味へとつながって現在に至ります。
1840年代
英国オックスフォード大学で、学生の受験指導をする個人教師のことを「コーチ」と呼ぶ
ようになった
1880年代
スポーツの分野でボート競技の指導者が「コーチ」と呼ばれるようになった
1950年代
マネジメントの分野でコーチという言葉が使われ始めた
1970年代
現代コーチングのもとになっているNLP(心理学+言語学)がアメリカで誕生した
1999年 
日本のビジネス界で企業研修に使われるようになった
※ 日本で使われるようになってから、まだようやく10年 ということになりますね♪
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